Masako's Voice 《主宰・小宮雅子のひとことメール》

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0512008/11/04(Tue) 23:09
『本物を求め、本物の味を知ること』

吹く風がいちだんと冷たくなり、日中の穏やかな日差しが嬉しい季節となりました。
ふもとまで鮮やかに染まった山々、黄金色が眩しい街路樹のイチョウ、素朴な白い花が
美しい庭先のビワの木などの落ち着いた彩りに、ゆく秋を惜しむこの頃です。

皆様、お元気ですか?
文化の季節ならではのさまざまな催しや間近に迫った七五三のご準備などで、さぞかし
お忙しく過ごされていることでしょう。

佳き節目をお迎えの皆様方、本当におめでとう!ございます。
千歳飴を手に弾んで歩くお子さまの可愛い姿は、親御さんやご親族だけでなくすべての
大人達に希望を感じさせてくれる”宝物”。心身ともに健やかにご成長されますようにと
お祈りいたします。

さて、私は”つるべ落とし”のたとえ通りずいぶん早くなった日暮れに気ぜわしさを感じ
ながら、相変わらず元気に過ごしております。
気がつけば今年もあと2ヶ月を残すだけとなりました。
思えばなんと多くの方々とお話を、或いは交信をさせていただいたことでしょうか。
特に今年は”パパからの育児相談”をかなり多くいただきました。

男は仕事だけ頑張れば良しとされた時代から、男も育児に参加しよう!の時代となって
大変だなーと思いきや

「手軽に出来る読み聞かせで、子どもと過ごす時間がとっても楽しく自分自身の癒しの
  時間となっています」
「読み聞かせをはじめたことで、妻や子どもと会話が弾むようになりました」
「読むのはパパじゃないとだめ!といわれるほど得意な本が出来たんです」

などの嬉しいメッセージをいただき、私にとって大きな励みとなっています。

・親による子どもへの虐待が依然とあとを絶ちません。
・順調に成長し何不自由なく青春を謳歌しているはずの大学生が、麻薬に手を染めて
 いました。

こんな報道が、まるでよくあることのように報じられているこの頃は
・親が親らしく子どもを愛すること
・子どもを心身ともに健全に育て上げること 
はもちろんのこと、人が人らしくあること自体本当に難しいことに思えます。

そんな中で、朝昼はママに、夜やお休みの日にはパパにも”絵本を読んでもらえる子ども
たち”は、なんて幸せなのだろう。また、パパやママにも”子どもに本を読んであげたい
と思う健康な親心”のある自分を愛でてほしいと、つくづく思います。

忙しすぎ、便利すぎ、物が溢れすぎる世の中の渦に巻き込まれ自分を見失いがちな現代人
の多くは、まるで、ミヒャエルエンデの物語「モモ」の中の、灰色の男に時間を奪われて
感情を失ってしまった人々のよう・・と言ったらいい過ぎかもしれませんが、
今こそ、”人間本来の育ち方””あるがままの姿””主体的な生活”などについて、冷静
に考えてみる必要があるのではないでしょうか。

過去のMasako's VOICEにおいても書かせていただきましたが、私は常々「育児は農業と同
じ」と思っています。
とりわけ絵本子育ては、手のかかる無農薬農法にも似た決して楽ではない子育て法だと
思っています。

なかでも、子どもの発達段階に合わせバランスよく整えられた家庭文庫により、子どもが
欲しがるときに欲しがるだけ生活体験と見合った本を読んであげよう!とする ”友・斗
ぴあ流絵本子育て”は、じつに手の抜けない子育て法です。

・植物に化学肥料を使わない
・農薬や除草剤といった化学物質を使わない
・遺伝子操作を行わない
の3原則を持つ「オーガニック農法」と呼ばれる自然農法とよく似ていると感じます。

植物本来の持つ成長のサイクルを重んじ、植物が自らの力で大地に根を張ることを応援する
「オーガニック農法」は、(聞くところによれば)有機的の他に・根源的・本質的という
意味をもつもの・・とのこと。

だとすればそれは、農業のあり方だけではなく・教育・医療・社会問題あれこれの考え方や
生き方にも通じる”現在にこそ必要な知恵袋”だと思えます。

そして何より、体と心を安全に守り育てるために今最も必要なことは、広告、見た目、人の
意見などに惑わされることなく、本物を求め、本物の味を知ることではないかと思うのです。

不確かな時代を間違うことなく生きる為の、確かな五感と語感を育てたいと願います。

                             小宮 雅子
0502008/10/09(Thu) 21:55
『子どもにとって本当に必要な教育とは何?』

目覚めと同時に思いっきり窓を開け深呼吸したくなる‥爽やかな季節となりました。
そよ風にも敏感にゆれるコスモスやロマンチックカラーのムラサキシキブが秋の深まりを告げ
とりどりの実りが秋の豊かさを誇ります。

皆様お元気ですか?
気持の良い空気につつまれ、きっと存分に活発な時間をお過ごしのことでしょう。

いよいよ本番を迎えた読書の季節!私は一段と早くなった日暮れにちょっぴり恨めしさを感じ
つつ、お陰様で元気に活動しております。
プライベートな部分でも外せない用事が重なり、それらに追われているうち10月のカレンダー
がもう三分の一ほど過ぎてしまいました。秋時間はことのほか早いと感じます。

さて、毎年この頃になると、友・斗ぴあには”読書相談”はもちろんのこと”来春のご入園”に
ついて”のご相談が多々寄せられます。

・登園方法は徒歩?園バス?その他?
・自由保育? カリキュラムのしっかりしたところのどちら?
・2年保育? 3年保育?
・延長保育、給食の有無
などなど、選択のポイントへの意見を求められます。

それぞれの状況をお聞きし私なりの考えをお話しし、あくまで一つの参考にしていただくわけ
ですが、そんな中で私は、幼稚園選びだけではなく近年の子育て事情の難しさにしばしば驚か
されています。
特に、親が楽であることを大きな売りにしている園、カリキュラムが満杯の園、園庭が乏しい
園などについて、「?」と思わない親御さんが多いことに正直やり切れぬ思いがいたします。

そしてもしかしたら、このような思考性や価値観は決して幼稚園選びに限ったことではないの
だろうとも思うのです。

今、世の中はスピードや便利さを追求した挙句、人と人との心の触れ合いが失われ、コミュニ
ケーション不足の淋しさが犯罪の種となり、一方では自然環境が破壊され地球規模の天変地異
が生じています。
かけがえのないものを必死で守ろうとする人と壊そうとする人とが共存している‥これは、
当り前のやむをえない現実ですが、これを極々小さい自分サイズに置き換え想い廻らしてみる
と、果たして自分は”人や自然”に対し”かけがえのないものを必死で守ろうとしているだろ
うか”と気持が揺らぎます。

頭では自然保護を唱えつつ現実には何が出来ているのか?と悩んでしまうのですが、とにかく
些細なことでも人と地球に優しいことを選択しようとしている‥とだけは自負しています。

そして、「21世紀は心の時代」であるならば、今こそもっともっと心作りの種を蒔かなくては
ならない!(使命だと信じて)と強く思います。
なぜなら、心の土台が作られている全ての乳幼児に、選ばれた心作りの種(良書の言葉)を届
けることが出来れば‥その子達は必ずや心根の豊かな賢い大人となり、平和で暖かい社会を創
ってくれるに違いないからです。

心さえ豊かであれば先を争うことも物に執着することもなくなるはず‥人の心の未熟や破壊が
この世の多くを壊してしまう‥そう考えると、心の土台(感情)教育の責任ほど重いものは他
にはなさそうです。

9月15日発行のある教育関連本に「フィンランドの親は、毎晩子どもに本を読んでいます。
子どもが小学生くらいになっても、その習慣は続きます。何パーセントくらいの親が読み語り
をしているのか調べようとして統計を探したのですが、そんな調査はないということでした。
なぜなら、みんながしているので調べる必要もないというのです。‥‥本が生活に根付いて
いるわけです」‥とありました。
フィンランドが今や世界一の教育国といわれる理由の一つは、間違いなくここにあるのだと思
える記事でした。

『子どもにとって本当に必要な教育とは何?』
『余分な事や余分な物に振り回されてはいないだろうか?』

静かで長い秋の夜は、そんなことをじっくりと考えさせてくれそうです。

                                小宮 雅子

0492008/09/03(Wed) 15:23
 『遺伝より環境,教えるより動機づけ』

久しぶりに晴れ上がった空は高く、ぽっかりと浮かぶ綿雲を追う風はとても爽やかです。

これまでに経験したことのないような激しい気象の変化に何度も驚いた夏でしたが‥ひと雨ごとに
やってくる秋の気配にほっとするこの頃です。

皆様、お元気ですか? 今年の夏はいかがお過ごしでしたでしょうか?

友・斗ぴあは、昨年同様8月度の「講座」はお休みといたしましたが、それに変えて”電話相談”
を優先させたことで、多くの皆様と親しくお話を通わすことが出来ました。
忙しさの中でも平月とはひと味違う開放感があり、私はほっこりとした豊かな気分を味わわせて
いただきました。おかげ様で、季節の変わり目に体調を崩すこともなく元気に過ごしております。

この秋には、この元気の恵みに感謝して、まもなくやってくる「公開絵本講座ー札幌」を皮切りに
・首都圏〜関西(京都)とアクティブな講座活動を、メールやお電話などでは、これまで以上に即
実践できる具体的なアドバイスに精を出そうと考えております。

地道な活動ではありますが、一人でも多くの方に”絵本子育ての絶対的な安心と喜び”をお伝え
したい気持が一杯です。

さて、真夏の北京に、世界中から選び出された若いエネルギーがぶつかり合ったスポーツの祭典
北京オリンピック、皆様はどのようにご覧になったでしょうか?

メダルの数や競技の種類はともかく人間の限界に挑む選手達の姿には、悲しいほどの一途さと凄さ
を感じました。
私が特に感動したのは、女子ソフトボール。指先の傷を感じさせもせず決戦となる大事な試合を
一人で投げぬいた上野由岐子選手のパワーと精神力は圧巻でしたし、彼女を支えたチームメートの
心配りにも”やっぱりスポーツはいいなー”と感じ入りました。

帰国後のインタビューの中で「好きな言葉は?」と問われた上野選手は、すかさず『人に負けても
いい。やるべきことをやらない自分の弱さに負けたくない‥という言葉です』と答えていました。
決勝戦に望むときの思いは『とにかく夢に見た舞台!楽しんで自分のプレーをしたい』だったとも
話されていました。

もちろん上野選手に限らず男女を問わず、殆どの選手達が『子どものときからの明確な夢』‥を
抱いて、ただひたすらにゴールに向けて走り続け、自分の中の弱さを克服してきたのでしょう。
まさに「好きなことなら頑張れる」‥の証ですね。

・自分の好きなことを見つける〜・好きだから頑張れる〜・頑張ったから目標が見えてくる〜
・目標が見えてきたから突き進める〜・突き進んだから自分の弱さが最大の敵と分かる〜
・夢(明確な目標)があるから自分の弱さと戦える

子ども時代に見出した”好きなこと”の向こうには、必ずやその人の人生の宝物が隠されている
のだと、改めて教えられました。

また、今回のオリンピックで目に付いたことの一つが「二世選手」の存在でした。
当然遺伝的傾向は強いのだろうし、その上に親の教えも的を得ているのだと考えがちなのですが、
ものの本によれば

・「親は教えない」
・「親は、教えていては子が自分以上にならないことを、自分自身の苦労で知っている。
  だから環境を与えるのだ」
・「親という存在を目標とし、親の言葉を心の支えとし、子が学ぶのだ。教えはきっかけであり
  人は”自ら学ぶ”ことで真に成長する」

ということです。

『遺伝より環境』そして『教えるよりきっかけ作り』‥これは、決してスポーツ界だけの話では
なく、あらゆる世界の、あらゆる親子の関わり方に通じることなのだと思います。

いよいよ、読書の秋も本番を迎えます。
”さあ!子どものために本を読まなくては”ではなく、自分の中に住む子ども心と向き合うために
どうぞ絵本を開いてください。柔らかく純粋な子どもの目線で美しい秋を堪能したいものです。

無心に絵本に見入る親の姿は、子どもを本好きにさせる最良の動機づけにもなるはずです。

                                 小宮 雅子
0482008/08/03(Sun) 22:09
           『好きなことなら頑張れる』

真っ黒に日焼けした子ども達、威勢を誇る入道雲、突然の夕立‥ものみな燃えてしまいそうな
暑い暑い!毎日ですが、皆様いかがお過ごしですか?

今年が90回の記念大会となった夏の全国高校野球大会が始まり、そしてまもなく待ちに待った
北京オリンピック開催の日がやってきます。選手達のはちきれそうな笑顔、純な涙、磨き上げ
られた妙技に、これからしばらくは我を忘れ酔いしれる‥そんな嬉しい時間の始まりです。

お陰様で私は、バレーボールに興じた昔を懐かしく思い出し、一方では先日発行の会報100号に
寄せていただいた嬉しいメッセージの数々が励みとなって元気に過ごしております。

しかし残念なことに巷では、夢ある若者とは対照的に、相も変わらず(というよりは益々頻度
を増して)生きる希望をなくした若者の忌まわしい事件が相次いで起こっています。
・親を親とも思わない・人を人と思わない・命をかけがえのないものと思わない事件の数々に、
私は何とも言いがたい苦い気持になります。

生まれたばかりのわが子を胸に抱いた日、親ならば誰もがほぼ例外なく「どうか元気に素直に
育って!」と願ったはずでありながら、どうしてその日から僅か10年前後の日々のなかで、
人の子としての心のあり方に、まさに雲泥の差が生じてしまうものなのでしょうか?

・あまりに早く、あまりに便利になりすぎた社会のなかで、生きる実感が薄れたこと。
・核家族化の進行、地域のコミュニケーションの欠如で、親子、親族、地域の、人と人との
 心の触れ合いが極端に減ったこと。
・ともすると、自然や動物と触れあう機会に恵まれないこと。

などなど、取りざたされている要因のそれぞれに頷きながらも、・あらゆる状況を理解し乗り
越えて・心に目標と夢を持ち・目を輝かせてそれに向かい・一途に歩んでゆける子どもになる
かどうかは、諸々の社会環境ではなく人間関係の原点である”親子の絆”いかんに係っている
のではないか? 明暗がくっきりと現れた若者の姿を通して、私はそう確信いたします。

・愛されたい・ほめられたい・認められたい‥人間誰もが持つこれら心の根っこの願望に対し、
幼い日に、積極的に真っ直ぐに向き合ってもらえる親(親族)がいたならば、非行に走った多く
の若者の人生が変わっていただろうに‥と思うのです。

友・斗ぴあの実践目標の一つ”子どもの言葉をこまめに書き取る”を通して「子どもの言葉を
聞き逃さないように目を見てしっかり話を聞くと、以前より子どもって凄いなーと思うことが
多くなったんです」と何人もの会員さんがおっしゃいますが、これは子どもに対して積極的に
真っ直ぐに関わろうとしている親としてのとても大事な姿勢だと思います。
その向こうには、必ず親への”大きな信頼(絆)”が生まれるに違いありません。

また、親への絶対的な信頼を持った子どもにとって・親から認められること・励まされること
は、”自信とやる気の源”です。
その向こうでは、必ず”好きなことが見つかる”に違いありません。

そういえば、最近読んだ育児書に次のような一文がありました。
『やる気を失っているときにはライオンの話よりアリの話である。「あのアリさん見てごらん。
偉いね。重いものを運んでいるよ。あれだけ運んだらお母さんだったらやめちゃうと思うけど
ね。アリさんは行ったり来たりで楽しいのだろうね。だから続くのだろうね」‥頑張ることの
大切さと同時に楽しむことの大切さを教えることだ。大切なのは適性を見つけるように励ます
こと、楽しいことを見つけるように励ますことである。ダーウィンは40年間楽しかったのであ
る。「種の起源」の資料を集めるのが楽しかったのである。だから頑張れたのである。
楽しくなければ40年間も頑張れない。彼は確かに強い意志を持ち驚異的な忍耐力があったろう。
しかし好きなことだから40年間頑張れた。ダーウィンは好きなことをしていたから、そこまで
頑張れたのである』(早稲田大学 加藤諦三先生)

あなたのお子様の目線が、たった今見つめる”好きなこと”は何でしょう?
いよいよ佳境に入った2008年の夏休み、自由な時間を活用して、わが子の”今好きなこと”を
追いかけて見ませんか?
とことん追いかけて明るい将来につなげたならば‥なんて幸せなことでしょう。

                                小宮 雅子

0472008/07/10(Thu) 20:48
『生活体験は”ふしぎの宝庫” 台所は”楽しい実験室”』    

朝顔が曇り空の向こうの太陽を招くように真っすぐつるを伸ばし、赤や黄色のカンナが街並を
元気にしています。いよいよ暑中!梅雨あけが待ち遠しくなりました。
皆様、お元気ですか?
目の前に迫った夏休みの計画に、地域の夏行事の準備にと、心弾ませながらお忙しくお過ごし
のことでしょう。

私はおかげ様で元気です。ただ、毎月月初めに発行しております友・斗ぴあの会報「友・斗ぴ
あだより」が、今月は記念の100号であったことから作成に全力投球し、発送直後には急用が
出来たため北海道へ出かけ、戻るやいなや7月度の「公開絵本講座」が始まった‥などから
このたびの VOICEの発信は例月よりかなり遅くなってしまいました。
(楽しみに待っていてくださった方、ご心配をおかけし申し訳ありませんでした)

早くも後半となった2008年、慌しく折り返した私でしたが、友・斗ぴあの現在はといえば
・皆様からいただく熱心なご質問・会報発行100回の節目を無事通過・社会的な絵本ブーム‥
などの追い風を受けて、大変充実した時間を保っております。
ですから、これからの半年も次の目標である10年の節目に向けても、皆様への感謝をこめて、
現在の基本的な姿勢を変えることなく地道な活動を続けてゆこうと考えております。
どうぞ皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

ところでこの時期、皆様の関心事は?といえば、何といっても”ながーい夏休みの過ごし方”
なのではないでしょうか?
お子様にとってはもちろんのこと、親にとっても家族にとっても、夏休みこそみんなが一緒に
過ごせる”時間のオアシス”ですから‥。何はともあれ日頃細かく管理されている時間の
ストレスから開放されてのんびりゆっくり過ごしたいものですね。
暑さの中でとかくズルズルとだらしなく、あるいは、あれもこれもと沢山のいざないに振り回
される‥には気をつけ!夏休みならではの”生き生き時間”を演出できたら素敵です。

そこで今回は、これまでにもMasako's VOICEや友・斗ぴあだよりの中で何度となく申しあげて
いる”友・斗ぴあの合言葉的・夏休みの心得”をいくつか記してみます。

・早寝、早起き、朝ご本(早起きしての夏の朝読みは”シャキット感の源”一日の心のリズム
            が違います)

・親子で学ぶ(ドリル、絵日記、読書感想文、工作、自由研究など各種、お子様の学びは
       親も自分自身の課題として捉え、なるべく(自分のノート、自分の持ち物で)
       お子様と席を並べて頑張ってみましょう。お子様に対して余分な口出しは
       しない‥を守ることが肝心)

・絵本体験(・絵本をまねる・絵本の事柄を調べる(あるいは試す)‥は、夏休みだから特別
      にということではありませんが夏休みにこそ時間のない普段に敬遠しがちなこと
      を試みてみましょう。
     「生活体験絵本」や「科学絵本」のジャンルから・まねできる・試す‥を見つけ出
      すこと自体が大きな楽しみです。
      また、良質の科学絵本は自然へのベテランガイドです)

・日記をつける(むずかしく考えることなく、今日一日を振り返りメモをする‥からはじめる
        と案外続きます。
        お子様が幼児の場合も、今日あったことををあれこれ話す中からメモをする
        ‥をお子様の傍でしてみましょう。メモすることをまねるようになります)

・家事の手伝い(掃除、洗濯、買い物、食事の支度、アイロンかけ、靴磨き‥どれをとっても
        お子様にとっては楽しい生活体験でありそのほとんどが心に残る実験です。

        ただし”面倒がらず丁寧にやり方仕方を教えること”が出来るかどうかが
        親の課題。忍耐を試されるところです。特にお台所は、子どもにとって
        最良の総合学習の場であり、とりわけ食と命の貴重な学び舎です。
        上手にとか早くではなく楽しく行うことを第一に考えて!)

などがポイントでしょう。(参考になるものがあれば幸いです)

キャンプ、帰省、家族旅行、さまざまなイベントもさることながら、毎日の正しい生活リズム
や習慣の見なおし、どうして?(好奇心)を大切にする子どもとの関わり方こそが、夏休みの
過ごし方の最大の留意点なのではないでしょうか。
”学力と生きる力の土台=好奇心”が、この夏、お子様の心の隅々にまで充満しますように!
と心から願っております。

                                小宮 雅子

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